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マグネットフォース株式会社

家電部品の事例

永久磁石が活用されている家電部品

日常生活の中で永久磁石がどのように活用されているかご存知ですか? 磁石は電気機器、中でも回転するものであれば、ほぼすべてに磁石が使用されています。特に家電製品に磁石は欠かせない存在なのです。ここでは例としてスピーカー、パソコン、エアコンに使用される磁石をご紹介します。

スピーカー

スピーカー

テレビやラジオといった音響機器には、そのすべてにスピーカーが用いられています。このスピーカーから音が出る仕組みをご存じでしょうか?

 

スピーカーは磁石を使用することで音を出しているのです。これは、磁力による「フレミング左手の法則」によるもので、具体的には電流の方向を切り替えることでスピーカー内にあるコーン紙がピストン運動を繰り返し、音を出しているという仕組みです。使用する磁石の磁力が強ければ強いほど、音質が良くなると言われています。

パソコン

パソコン

今や家庭に1台は置かれているパソコン。このパソコンのHDD(ハードディスクドライブ)には、モーターやファンといった部分に磁石が使用されています。この磁石がモーターなどの回転速度を調節しているのです。

 

また、CD/DVDの読み書きヘッドには、ネオジウム磁石が用いられています。これによって、パソコン上で流れる映像や音声信号が読み取られているのです。

エアコン

エアコン

夏には部屋を涼しく、冬には暖かくするエアコン。その空調効果は、熱を媒介とするガスを圧縮・膨張させることによって行われています。磁石はガスの圧縮を行うモーターに使われており、回転磁界と永久磁石との作用によってモーターが回転する構造になっています。

 

エアコンに使用されている磁石には、電力を抑えつつ効率を高めるためにネオジウム磁石のような希土類磁石が使用されています。近年売り出されている「省エネエアコン」には、例外なくこの磁石が用いられています。

永久磁石の作成に必要なものとは

永久磁石の作成に必要なものとは

上記3例の家電製品を始めとするさまざまな家電に使用されている永久磁石。この磁石を製作するために必要とする機器や生産力についての目安です。

永久磁石製作に必要な機器

着磁電源装置(中~大型) 1台
専用の着磁ヨーク(又は着磁コイル) 1台
磁気測定器(磁気検査用) 1台

永久磁石の生産力

作業 スピード 1日あたり時間 着磁可能数
手作業(一人) 5秒に1個 8時間 5,760個
自動生産ライン 5秒に1個 24時間 17,280個

※これらの数字は目安で生産力を保障するものではありません

コスト

電気代も電化製品と変わらず、大きくかかるわけではありません。
イニシャルコストだけかかってしまいますが、導入したあとはほとんどコストはかかりません。

作業内容

作業内容

手作業で作業したとしても大きな労働力が必要なわけではなく、着磁したいものをセットし、スイッチを押すだけで簡単にできてしまいます。
比較的気軽に導入できると言えます。

マグネットフォース株式会社

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